2015.11.01

ひと粒の卵から世界が見える（４）

2015年9月30日
 
ロックアンドダムの見学の後はイリノイ州のベアズタウンという町に出かけました。
ここはカーギル社の穀物の第一次集積地（リバーエレベーター）がある場所で、センチュリーコーンの専用サイロ設備や搬送経路の確認、そして受入れ時の様子や分別管理に必要な検査体制が厳格に行われている様子を見学しました。
実際に検査方法についてデモンストレーションを行っていただき、Ｎ-ＧＭＯであるか否かの判定がスピーディに行われます。この結果は速やかに生産者にも連絡されるといい、正に分別管理の水際といったことが感じられる場所でした。
合格品の検査はここで完了というわけではなく、再びサンプル採取を行い輸出港に現物がとどくまでの間に正式な検査を行うというダブルチェックが行われています。
私自身リバーエレベーターを訪問するのは4回目ではありますが、いつも思うのはカーギル社の皆さんの日々の取り組みが、遥か海の向こうの日本のために大切な仕事をしていただいているということについて改めて思うのと同時に感慨深いものがあります。
（な）